未知へのチャレンジ!ストリップ劇場の衝撃【私の生い立ち④】

ステージのスポットライト 心の内側

こんにちは!
私の生い立ち④まで見て下さってありがとうございます😢

ワガママな私でも働ける風○店で稼げるようになった私ですが、お店の方針変更により、ストレス&指名も取れなくなってしまった私に、お店のスタッフさんがある提案をしてきました。

スタッフの提案とは?!

スタッフ
スタッフ

ストリッパーなんてどうかな?

スタッフ
スタッフ

身体を触られることも無いし、良いと思うけどなあ。
今の店の方針でキツイでしょ?

ワタクシ
ワタクシ

え!!何故、今の状況の辛さがわかったの?!超能力者か?!

ワタクシ
ワタクシ

しかし!ストリッパーって?!今まで考えたこともなかったけど!!

この時の私の中でのストリップと言えば、加藤茶さんの
「ちょっとだけよぉ~♥」
ってやつだったよねwww

照明が当たったステージ

温泉街の秘宝館的な、THE昭和のさびれたやつな!!!

今思うと、この考えは恥ずかしくなるけど、ストリップ劇場に行ったことない人はこんなイメージの人が多いんじゃないかな??

「ストリッパーやってみないか?」と聞いて、この時の私はストリップに全く興味は持てなかったけど、とりあえず今の店に居ても辞めるのは時間の問題だし、話だけでも聞いてみることにしました。

初めてのストリップ劇場

「話を聞く」よりも、とりあえず見てみた方が話が早いと思った店のスタッフさんは近くの劇場に連れて行ってくれました。

その劇場は、私が働くお店のすぐ近くにあって、ド派手な看板があったんだけどストリップ劇場だっていう認識がまったくなかったんだよね。

人間って、意識して見ないと全く目に入らないよね。

ピンク映画館か何かだとばっかり思ってました。

受付を済ませて、映画館みたいな防音扉を開くと綺羅びやかな照明が目に入ってきました。

開いている黒い扉

そして意外にも沢山のお客様が居るではないですか!!!
平日の昼間なのに、なんなら立ち見まで居るYOーー!!

「THE昭和な寂れたイメージ」を持っていた私にとってちょっと衝撃を受けました。(失礼極まりない)

そしてそして、何より一番衝撃的だったのは、ダンサーさんが綺麗!!!!
「カトちゃんストリップ」をイメージしていた私にとっては、頭を鈍器のようなもので殴られたような衝撃を受けたのでした。

大きな輝く瞳

そしてね、綺麗なだけじゃないんですよ・・・
「ダンスも上手いってか、素人の私に言われたくないだろうけど、勿論プロって感じだし!!!!」
「衣装もめちゃめちゃ豪華だし!!!!!可愛いし!!!!ドレスとか、お姫様みたいだし!!!!和服とか、花魁映画みたいだし!!!!」

ワタクシ
ワタクシ

なんぢゃこりゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!

ほんとに、劇場に入る前の自分を恥じたよ。
ストリップって、こんなに素敵な世界だったんだねって価値観が変わった瞬間でした。

私に出来るの?!

ストリップのステージに感動してしまった私は、「自分がやるかもしれない事」なんてすっかり忘れて舞台に夢中になって観ていました。

何人かの踊り子さんのステージを見学させてもらって。ふと我にかえる・・・。

ワタクシ
ワタクシ

ちょっと待て・・・これ、ワタシに出来るの?!

場内で軽く放心状態だったワタシを、紹介してくれたスタッフさんが呼びに来ました。

スタッフ
スタッフ

なかなか戻ってこないからーww劇場の社長が来てるから話聞きにいくよー。

と、場外に連れ出されました。

大体、ストリッパーになろうかと思って見学に来る子は、1人のステージを観たら出てくる子が多いらしいのですが、ワタシは夢中になって何人も観てたからねぇwww

社長との対面

劇場の社長さんと、お店のスタッフとワタシで近くの喫茶店に。

そこは、若者の街の繁華街にあるにもかかわらず、年齢層が高くタバコの煙が充満する店内で、競馬新聞をもったオジサマ方でいっぱいでした。

ワタクシ
ワタクシ

おじさん達の憩いの場か

ストリップ劇場の衝撃の次は、喫茶店での軽い衝撃。
ずっと働いてた街なのに、知らない事が沢山あるものだ。まだまだオコチャマな自分を感じていました。

劇場の社長さんとは初対面でしたが、とっても気さくで明るくて人当たりの良さそうな人でした。

社長
社長

ステージどうだったー?綺麗だったでしょう?!

ワタクシ
ワタクシ

はい!!想像以上にとっても綺麗でした!!

社長
社長

どう?!出来そうかな??!

ワタクシ
ワタクシ

いやあ・・・やってみたい気持ちはあるんですが、ダンスとかホント苦手なんですよね・・・。

そう。何を隠そうワタシはダンスが大の苦手・・・。

中学生の時に体育の授業で創作ダンスがあったんだけど、本当に覚えが悪い&身体が動かなくて苦痛だったのを思い出しました。

あの時は、もう一生ダンスに関わることはないだろう。
ダンスなんて出来なくても生きていけるしな!!!
なーんて思っていました。

劇場のステージを見学させてもらって、キレッキレなダンスをする方や妖艶な動きでお客さんの視線を鷲掴みする方を観て、ワタシにそんな事出来るの?!今までそんな事やったことないですよ!!!って感じで。

そんな不安な気持ちを伝えてみたものの、陽気な社長は

社長
社長

大丈夫っしょ!!最初から踊れる子なんて少ないよ。
みんな最初は出来なくて当たり前。歩いてるだけで良いんだよ。

と・・・。安心させてくれる言葉をかけてくれました。

社長
社長

>最初は踊れない子が、だんだん成長していく過程も、観てるファンからすると楽しいもんなんだよ。

と言ってくれて。
この言葉にとても勇気づけられました。

この時ワタシは、不安ももちろん沢山あったけど、やってみたい気持ちの方がはるかに上回っていました。

それは、現状のお店から脱出したいだけの気持ちではなく、純粋にストリップに惹かれちゃってたのです。

それは踊ってみたいという気持ちよりも、あの、素敵な衣装が着てみたいっていうファッション感覚がデカかったなぁーと今でも思い出します。

お恥ずかしながら、ワタシの小さい頃の夢って「お姫様になりたい!」だったんだよねww
ディズニーに出てくるような、素敵なお城に住むお姫様って実在すると思ってたし、自分も大人になったらそうなれるって信じてたから、なれないって知った時はホントにショックだった・・・。

小さい頃からメルヘンの国の住人だったんだよねwww

そんな幼い頃を思い出して、ストリッパーになれば、ステージではお姫様になれるじゃん♥

っていう、あたま湧いた感じでキラキラした未来を観ていました。

基本、楽観的な性格なので、その場でデビューを決意しました。

ワタクシ
ワタクシ

やります!!!ビシィッ!!!

まぁ、今までの生い立ちを見てもらえてればわかると思うけど、ワタシって気になったことはとりあえずやってみて、無理なら辞めるスタイルだから・・・。

とりあえず、やってみないとわかんないっしょ!!!っていう気持ちでいっぱいでした。

まだまだ?続く・・・

まだ長くなりそうなので、私の生い立ち④はこの辺りで終了!
また続き書きますね。

最後まで読んでくれてありがとうございました!

インスタもやってます♪
フォロー大歓迎★✩★

下の青いバナーからインスタページに飛べます!
Instagram

コメント

タイトルとURLをコピーしました