私の生い立ち⑦
読んでくれてありがとうございます!!
今回は、ストリッパー時代にどんどんお酒の魅力にハマっていった頃のお話です。
前回のお話は
ストリッパーとして生きていた頃の話【私の生い立ち⑥】
お酒を飲むようになったきっかけは
お酒にハマったきっかけは、前回の記事にも少し書きましたが、元々お酒は好きだし、弱くない方でした🍻🍻
ストリッパーとしてデビューしてから2年位は、都内や関東での仕事が多かったのと仕事がコンスタントに入っていなかったので、お酒は好きだけど、金銭的に飲みに行く余裕も無く健全な(?)生活を送っておりました(笑
あとは、結構人見知りな性格なので、同じ仕事をしている先輩や後輩とも特別親しくする事は無く、公演がおわってから誰かと飲みに行くっていうのも稀だったと思います。
地方公演が私を変えた?!
関東の劇場中心のお仕事から、徐々に地方劇場に行く機会も増えてくると、人見知りな私でも一緒に乗っている姐さん方と少しずつ打ち解けられるようになっていきました。
地方に行くと、同じ楽屋で10日間過ごすし、場合によっては同室で寝泊まりも一緒なので・・・。
寮生活以上に一緒にいるかんじ?!
自然と仲良くもなっていくのです!
(苦手な人とだと地獄だがな!そんな時は、ひたすら貝になる10日間・・・)
そんな生活の中で、お酒好きな姐さんと一緒になると、一緒に飲みに行く機会が増えていって「呑む楽しみ」を覚えていきました。
都内にも、もちろん飲み屋は沢山ありますが、大阪とか広島とか・・・その辺の飲み屋がすごく新鮮で、楽しかったんだぁー!
クラフトビールとの出会い
「外で呑む楽しみ」を覚えていった後、お酒自体に対する興味が抜群に高まったキッカケは、クラフトビールにハマった事がきっかけだったと思います。
初めは
「日本の地ビール」って美味しいやつは美味しいよなあ・・・。
ってなんとなく思ってたんだけど、とある地ビール工場に見学に来た時に、そこで作っているビールの説明をしてくれたスタッフさんが「地ビール」に対する熱い思いを語ってくれていて、すごくわかりやすかったし、ここのビールが何故美味しいのかも伝わってきたんだよね😭😭
ちょうどその頃はクラフトビールブームが日本にもやってきた頃で、観光地で作られる、「地ビール」と呼ばれていたものも、クラフトビールとして消費が高まっていた頃だったと思います。
ビールって、本当に色んな味があるんだぁ?!もっともっと、沢山の種類のビールが飲んでみたいっっ♥♥
と思って、クラフトビアバーに通い詰める日々が始まりましたww
最初は、日本国内のビールを中心に飲んでたんだけど、
ビールと言えばベルギーだよな
と、ベルギービールも嗜んでみたり・・・
酸っぱいビールは衝撃・・・
ドイツも有名だよねぇー
と、ドイツビールを飲んでみたり。
そんな感じで、週4-5くらいでビアバーに足繁く通っていたんだよね。
そこで、衝撃的にウマくてオシャレなビールに出会ってしまったのだ。
酔が覚める程旨いビール
そのビールの名前はブリュードッグのPUNK IPA
今でこそ、品揃えの良いコンビニやスーパーでも売ってる有名なビールなので飲んだことのある方も多いと思いますが。
まず、このビールを飲む前にお店にあった看板が気になったんだよね。
出典:https://www.musashiya-net.co.jp/products/detail.php?product_id=16447
↑こーいうやつが、ビアバーに飾ってあって。
なんか、カッコイーなあ!って思って、そのビールがあったので飲んでみたんだけどメチャクチャウマくて!!!
とにかく香りがフルーティーでスッキリ!
苦いんだけど、その苦味とフルーティーな香りのマッチングが絶妙で、後味はスッと消えていく感じ・・・。
「グレープフルーツのような香り」ってよく例えられてるんだけど、ほんとにそんな感じ・・・。
しかも、原料にグレープフルーツは入ってないのに!!
美味しくてオシャレなこのビールに心を奪われました・・・♥
ちなみに、現在の缶のデザインは
出典:https://whisk-e.co.jp/products/punkcan/
当時のデザインがコチラ
出典:http://moncave.com/list/beer/punk-ipa330kan/
どっちもカッコいいデザインなんだけど、初めて見たのが過去のデザインのだったので、私の心には↑が刻まれている・・・。
まじでカッコいいデザイン!!!
ブリュードッグって、オシャレで美味しいなんてホント最高すぎる。
しかも、創業が2007年で「美味しいビール」を自分たちで作りたい!っていう気持ちの元、スコットランドでこだわりをもって造られて、わずか数年で世界規模になるってホントに感動的なお話!!
もう一つのオシャレブリュワリー
ブリュードッグに心を奪われてからというもの、ヨーロッパとかアメリカのビールを好んで呑むようになっていきました。
そんな頃、ブリュードッグと共に人気が高まっていたデンマークのブリュワリー「ミッケラー」の存在を知りました。
ミッケラーもボトルのデザインとかオシャレなのです!!
こんなんとか
↑これはクリスマスビール🎅🎄
これも可愛い♥
ビールなのに「BREAK FAST=朝食」って最高すぎるネーミングだしww
しかも、勿論美味しいんです!!!
そして、ミッケラーの驚くポイントの1つは「自分の醸造所を持っていない」という所。
一般的な概念だと、「ビールを作るには自分の醸造所を持つ」というのは当たり前の話。
しかし、ミッケラーは自社ブリュワリーが無いんです。
どうやって造ってるかというと、世界各国のブリュワリーとコラボしてビールを造っているのです!!
こだわりのビールを造るには、自社設備にこだわって・・・。とか思いがちだけど、ミッケラーは「自分たちのレシピさえあれば、どこでも美味しいビールが出来る!」という事を決して疑わずに美味しくて、楽しいビールを造り続けているのです。
そんなストーリーも素敵だし、美味しいビールを呑むたびに自分の「ビールに対する概念」が壊れていくのがすごく楽しかった。
衝撃的なビールの話をもう一つ・・・
ブリュードッグ、ミッケラーの話を書いてたらあの頃の事を思い出して熱くなってきたのでw
もう一つ感動したビールをご紹介します!
そのビールの名前は、ブリュードッグのAbstract14
これは「バーレーワイン」と呼ばれるスタイルのものなんだけど、原料は基本的に大麦で、熟成させて造られたもので、度数もワインと同じような度数で、日本で一般的に飲まれているビールの味わいとは全くの別物。
この、「バーレーワイン」というスタイルのビールは飲んだことがあって
好みだわぁ♥
って思ってたんだけど、Abstract14に関しては別格すぎて一口飲んだだけで発狂した
ぎゃあああああ!!!なんだこのビール!旨すぎて狂うわあぁああ!
当時のTwitterが残ってたので埋め込みますww
美味しすぎて発狂・:*+.\(( ºωº ))/.:+ pic.twitter.com/MdS9F2QbAv
— れーら (@8ReiRa) March 23, 2014
そもそも、ブリュードッグのアブストラクトって何ぞや?って話ですが、
1回の仕込み限定で造られるシリーズで、1回ごとにコンセプトがあり、原料や醸造方法も毎回変えて造られています。
そして、熟成を前提に考えられたボトルデザイン。
Abstractシリーズの14番目に出来たのがAbstract14(通称AB14)というわけです。
AB14のスタイルは「オークドエイジ・インペリアル・ヴァイツェンボック」というスタイルで・・・もはや言葉だけでは何がなんだか・・・って感じなのですが、
ヴァイツェン=小麦麦芽を使って造られたビール
ボック=度数が高い
インペリアル=皇帝(強い)
オークドエイジ=樽熟成
という事で、簡単に訳すと「度数の強い小麦ビールを樽熟成させた」ビールなのです!
これは、ヴァイツェン特有のバナナのような香りと、樽の香りが熟成によってまじりあってまろやかになって・・・魅惑の香りと味わいでした。
なんか・・・もう・・・ビールって芸術だよね
目標とする味わいを目指して、原料や工程を考えて、一つの作品をつくっていく。
そんな感じがして私の中で「旨い酒は芸術だ」って今でも思っています!!!
ちなみに「Abstract」の意味を調べると「抽象芸術」とかそういう意味があるそうで、実際に存在するものを見えたまま描かずに、自由な形・色彩で表現する絵画や彫刻などの美術作品の事を言うそうです。
まさに!!ブリュードッグのAbstractは、飲める芸術作品だよ!!!
芸術作品だからこそ、口に入れた時感動するんです!!!(熱)
熱くなってきたので今回はこの辺で!!!
つづく・・・
インスタもやってます♪
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