25歳の時に、渋谷でスカウトされた事をきっかけに、AV業界に足を踏み入れた私。
それからの事を赤裸々に書いてみたいと思います。
そっちの世界に興味がある女の子にも参考になれば(昔の話なので今の業界は少し変わってるかもw)
それまでの経緯はこちら
24歳で3千万の借金を抱えることになった話
宣材写真の撮影
まずは宣材写真の撮影です。
初めてヌードで写真を撮られるという体験。
不思議と、あんまり緊張はしませんでした。
ここにくる前に、この業界で仕事をするかしないかでめちゃくちゃ悩んだので
「仕事をする!」
と決めた後は覚悟が決まったので、腹が座った感じで。
「脱ぐの恥ずかしがってる方がダサい」
くらいの感覚でしたwww
撮影は、綺麗な撮影スタジオで、プロのメイクさんも入って本格的。
どこか冷めている私は
「こうやって、プロの手で綺麗に撮影することで女の子の気持ちを盛り上げてるんだろーなあ。ふむふむ」
と可愛くない事を思っていました。
(写真はイメージです)
身体のラインを綺麗に写す為に、日常生活ではありえなくらい腰を捻らせたりするポーズに驚いたりしたけど、同行したマネージャーも驚くくらい冷静だったようです。
こうして素人には撮れないような立派な宣材写真が出来上がりました!!!
メーカー面接
宣材が出来たら、次はメーカー面接という手順。
マネージャーさんと制作会社に行って「お宅の会社で使ってくれませんかー?」って感じで顔見せと、どんなキャラの子なのか見てもらうって感じです。
宣材さえ撮れば仕事が来るのかなー?って思ってたのでこんな事をするのは知らなかったよね。
まず、応接室みたいな所に行ってメーカーさんに挨拶をしたら、アンケートシートみたいな紙を渡されてそれに記入していきます。
アンケートシートには、住所・氏名・年齢などの他に
「NG項目」とか「初体験はいつか」「感じる場所」「恋人は何人」とか、一般業界でこの質問したらセクハラ以外の何者でもない質問項目のオンパレード!w
何件か面接に行くと、大体同じような質問項目なのでちょっとダルくなったりしますww
アンケートに答えた後は、メーカーの人と面談。
これまたセクハラを大真面目にやるのがこのお仕事!!
やっぱり、この世界では「エロくてなんぼ」って感じだと思うので、女の子はエロさをアピールした方が有利なのはわかっているけど、私はどうしてもそれがキモくて出来なかった(´;ω;`)
面接官に対して、冷静で冷酷な感じで対応しまくっていた・・・。
そのせいか、他にも原因があったのか面接は落ちまくり!!!
全然仕事取れませんでした(;_;)
稼げる?稼げない?
この業界の仕事は、やりたい女の子も少ないだろうから、やるって決めたら稼げるんだろう!
と思っていたので、面接に落ちまくって仕事が無い現状に驚きを隠せない&惨めな気分にもなりました。
この業界で一番ギャラが高いのは「単体」という女優さんで、
メーカー専属になって月に1本のお仕事をこなすというスタイル。
専属メーカーのお仕事以外は出来ないのが特徴。
次にギャラが高いのは「企画単体」という女優さんで、
主役となる「1人の女優」メインのVTR。
メーカー専属ではないので仕事がある限りは月に何本も出演が出来る。
私の時代は、単体よりも企画単体で仕事を多くこなす子が一番稼いでると言われていました。
その他は、「企画もの」といわれる仕事で女優名が出ない、素人設定のものや、絡み無しのエキストラとかのお仕事・WEB向けの仕事等もありました。
私はというと、単体の仕事は勿論無く、それ以外の仕事を月に1-2件やってたかな?
販売員の仕事もしてたので、ホントにお小遣い稼ぎって感じ。
ちなみにエキストラだと相場は1日(1件)5千円-8千円くらいでした。
VTR以外の仕事
思った以上に稼げないなあー、と思っていたものの、販売員の仕事は転勤などがあったり、就職して5年位だったので、正直仕事に飽きてきていました・・・。
販売員辞めてあっちの業界一本で行くか・・・。
という考えは過ぎったけど、安定が欲しかった私は決断に至ることが出来ませんでした。
そんな時、事務所から
「女優さんだけを在籍させるキャバクラを六本木にオープンさせる」
という話を聞きつけました。
キャバなんてやった事なかったし、何より接客嫌いの私に出来るんだろうか?
という不安はあったけど、「時給5000円」という金額に目がくらみ、やってみることにww
午後7時~0時まで出勤したら2万5千円!!
お金がほしい私には魅力的すぎました。
(なんだかんだ、事務所バックもあって実際はもう少し少なかったですが)
出勤してみると、まじで人見知り発動しまくって、ほんとに向いてなかったけど幸いお酒が飲めたので、飲みでなんとかやっていったかんじ。
これで稼げるって味をしめた私は思い切って社員だった販売員を辞めることに。
販売員時代は、有給休暇なんて取れなかったから、仕事辞めてから有給休暇だけで数ヶ月悠々自適に過ごしたり、行ってみたかった沖縄八重山に一人旅で2週間くらい放浪してみたり、いままで我慢してきた分発散して、本当にたのしかった。
有給期間も終わって、いよいよ真面目にキャバ嬢やるかーとおもって本腰を入れて働き始めたところで、社会人時代からの貯金も少しあったので一人暮らしを決意!!
キャバの職場がある六本木からチャリで通える所に一人暮らしの物件を契約しました♥
キャバ嬢無理み・・・
キャバも出勤出来るだけしてたけど、半年くらい経ったところで、やっぱり接客・おもてなし的なことが無理すぎて・・・。
お客さんとも話すのが嫌になってしまいました。
好きだったお酒も、職場で飲むのは全然美味しくない!!!
頭痛くなるー・・・。
夜型の生活もしんどくなってきた・・・。
根性無し&飽きっぽい私はこの仕事に見切りをつける事を決めました。
キャバ嬢で経験できた思い出
キャバ嬢は、ほんとにほんとに無理だったけど、唯一思い出に残っている嬉しかったことがあります。
それは
生まれ年のワインをご馳走してもらえた事!
ですwww
私の生まれ年は、ワインの当たり年らしくヴィンテージ的に価値があるとかで・・・。
何のワインだったか覚えていないけど赤ワインでめちゃ美味しかった。。。
本当に、ただの酒好きなんですわあ。。
何の仕事を始めたのか
マンションのローンと一人暮らしの家賃を払い続ける為には、普通の仕事では生活出来ないことはわかっていたので、次に私が選んだ仕事は「fuu-zoku」
うん、この流れだとそっち行くよねー、っていう王道パターン!
実は私、AVとかやるまえは、そういう仕事をしている女の人に対してめっちゃ偏見があったんだよね。
「楽して稼いでる」とか「女の武器使うなんて汚い」とか。
でもまさか自分がどっぷりそっちの世界に入ってしまうとは。。
自分がやってみると、全然楽じゃないし、苦労してる女の子が多いのも事実。
偏見を持っていた過去の自分が恥ずかしくも思います・・・。
風★業界では、いくつかのお店を経験させてもらったけど、最終的に長く努めたのは
女性にリードしてほしい男性が来るようなお店。
このお店が良かったのは、ちゃんとやることさえやっとけば、男性側から身体を触られる事がめったになかったという事!!
割り切ってやるには精神的苦痛が少なくてひじょーーに良かった!!
それでは、次はお店で働くようになってからのことをまた書きますね!!
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